丸山円 動物画日記

動物画家・日本画家の丸山円です。展覧会のお知らせや、絵の制作で感じたこと等を書いています。
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いろいろ

自分流の抽象画的な表現

「抽象画」とは、私的には
「作者にしか意味のわからない絵」としか思っていなくて、
正直 好きじゃないし、一生関わらないだろう と考えていました。

でも先日、石川県立美術館の「優品選」
金沢美大の百々先生や、中町力先生の絵を拝見して、考えが少し変化。
美術館の説明では、先日の「優品選」は抽象~半具象をテーマにしていたとのこと。
百々先生の「夢想」は形ある人物の作品で具象に見えるし、
中町先生の「Lex. Avenue」は街並みの写実的な絵だと思う……
でも「抽象~半具象系」。

だとしたら、私が今 目指しているものも
「抽象画的な表現」と言えるのかも。

私の少し前までの悩みは、
写実な似顔絵・肖像画を描いていた時のクセが抜けず
日本画作品も どこか肖像画ちっくになってしまうこと。
変に真面目に正確に描こうとしてしまって、
モデルがどこかに実在している感じがする……
鑑賞画としては致命的です。
誰も他人の家の子なんて飾りたくないですよね。

生きているものを描く時には、そこに細心の注意を払わないと。
でも考えも技術も、そこに追いつかなかった。

最近はそこからだんだん抜け出せてきた気がします。
スケッチさせてもらったモデルはいるのだけど、
「頭の中にいる架空の子」と混ぜ合わせて、自分だけの子を作り出す。
それが出来るようになってきて、
それに伴い 自分の考えを表せるようにもなってきました。
現実の子を想像させない ぼかした表現、
これもある意味「抽象画的な表現」なのかも。

日本画はリアルでない絵が多いですよね。
日本画の絵具が リアルに描くのに向いていないというのもあるだろうけど、
私は「どうにか工夫してリアル画を描こう!」と考えています。
目指すは、「まるで本物みたいな、温かで愛らしい動物画」!

画商さんに「デフォルメが大事」だと言われるたびに、
その上っ面しか理解していない私は
「そんなのイヤ。リアルを目指すんだもんね」と
内心 反発していたのだけど(笑)
でも今なら思う。自分を表現するには、「デフォルメ」が大切。
マンガやアニメみたいに可愛いキャラ化するのではなくて、
「自分流のデフォルメ・抽象化」

今まで無関係だったものが 実はそうでなかったと気づけて、嬉しいです。
まあ「どう描けば良いのか」と 絵のレベルアップに直接かかわることが
知れたわけではないのだけど、精神的には一歩前進。
好きでなかったものに興味が持てただけでも テンションUPです!
心が豊かになった気がします。


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